鹿児島から沖縄(735km)フェリーの旅(その2)
今回乗船した“フェリーあまみ”の紹介。
フェリーあまみ 奄美海運:マルエーフェリー系列会社)【鹿児島‐奄美・名瀬 間】
総トン数:2,942トン 旅客:243名 全長112mx吃水5.12mx幅17.80m
速力:20.5ノット 主機:8,250馬力 x 2基 10Fコンテナ50個 トラック18台 乗用車24台
三菱重工業下関造所建造で2006年3月就航
客室と定員等
1等 2名×2R 4名 ツインベッド・シャワー・トイレ・TV
2等(寝台A) 6名×3R 18名 2段ベッド4名・ソファーベッド2名・TV
2等(寝台B) 8名×4R 32名 2段ベッド8名
2等 5R 189名 マット・毛布・枕
今回は1等に乗船しました。
この航路の特徴
何と言っても鹿児島出港時の洋上からの景色が一番です。
そして、明朝起きれば奄美大島という楽ちん航路です。
しかしながら以下の点も忘れてはいけません。それは途中でトカラ列島を縦断することです。
そこには過去に一文明圏を終焉させる規模の超巨大噴火を起こした鬼界カルデラ、
そして今年4月にも発生した群発地震や火山の爆発つまり世界でも有数の火山列島の近くを
航行することです。また、それは「トカラの法則」と言われる「首都直下地震」や
「南海トラフ巨大地震」の前触れにもなっているのです。実は乗船前にも諏訪之瀬島が
噴火しています。
乗船後あわただしく過ごしていると、もう出港の時間です。
甲板に張り付いて出港風景を楽しみます。
開聞岳を過ぎるといよいよ太平洋に出て揺れてくるはずです。
3日目に続く・・・。